
創設者の野望
2006年1月25日更新
立命館大学陸上競技同好会 初代会長(現名誉会長) 竹内昌秀
キーワードは 「まず、やってみよう!」
前例がない? 前例は、誰かがつくるもの。
伝統に反する? 伝統に、完成はない。
失敗が怖い? 失敗の数だけ、学ぶものがある。
面倒くさい? 苦労した分だけ、仲間との絆が強くなる。
格好悪い? 出来ないと決め付けてやろうともしない人の方が、よっぽど格好悪い。
現実を見ろ? そう言う人ほど、何かから逃げている。
もっと、夢を見よう。でっかいでっかい夢を持とう。
夢は現実を超えていける唯一のエネルギーである。
だからこそ、人は夢を失った時、老いるのだ。
そして、もっと仲間を愛そう。チームを愛そう。
夢と愛のないところに、「奇跡」など起こらない。
頑張る私達の瞳の輝きを、見ていてくれる人がいる限り、
信頼する仲間と、応援してくれる人の笑顔に支えられている限り、
RACは、常に夢を追うパイオニアであり続けたい。
私達がつくった路を、色あせず、光を失わず、いつまでも先頭を疾走り続ける存在であってほしい。
「ゴールのないマラソンはない」 とはいうけれど、
RACは永遠に未完成のサークル・・・それでいい。
(下へつづく)
| 短期的構想 | ||
| 項目 | 時期 | 説明 |
| 関西陸上サークルインカレの主催 | 6月頃 | RACサークル内対抗戦を考えていたが、どうせなら大勢でやりたいので、対象を関西全域に広げてもいい。自分達で試合を作ってしまおう!特に試合の少ない、陸連未登録の短距離・跳躍・投擲などには、年間の目標となる大会にもなる。また、試合の少ない6月頃に開催すれば、新入生に活動を大きくアピールすることができる。2003年度は、パン食い競走・1500mSC・スウェーデンR・4×800mR・ソフトボール投など、普段ない種目も取り入れた合同記録会を開催した。これを発展できないか。実際、マラソンと駅伝はそれぞれ存在する。気軽に、本格的に参加出来る仕組みを作っていきたい。交通至便な競技場の確保が最大の難点である。既に賛同を得ている団体もあるが、今のところ私個人の勝手な構想である。 |
| RAC紹介ビデオの製作 | 春まで | RAC紹介冊子とともに、DVDを作成したい。新歓ブースやオープンサークルで配布し、少しでも興味を持ってもらいたい。 |
| 情報管理の徹底 | 随時 | 現在、RACではホームページで様々な資料を公開している。サークルとしてはかなりの情報量だとは思うが、現状に甘んじることなく、これからも出来る限り公開していくつもりである。一方で、個人情報の保護に関する明確な基準を作り、厳重に管理していきたいと考えている。 |
| 積極的な遠征・試合観戦計画 | 随時 | 遠征や試合観戦には、様々な出会いがある。トップアスリートがいる。90歳の市民ランナーがいる。支えてくれるボランティアや観客がいる。宿を切り盛りする老夫婦がいる。その地の歴史や文化などを肌で感じ、人と人とを結ぶ遠征や試合観戦を、積極的に行っていきたい。 |
| 中長期的構想 | ||
| 項目 | 時期 | 説明 |
| 体育会同好会への昇格 | 数年後 | 補助金・広報・施設使用など、様々な点で優遇を受ける体育会同好会への昇格を目指す。ただ、一定の条件を満たすまでには相応の時間が必要なため、それまでに恥ずかしくない実績と信頼を築きたい。 |
| 関西学生陸上競技クラブ連盟(仮称)の創設 | 未定 | 本当に一生懸命走りたいのに、上の大会を目指したいのに、地理的・時間的・金銭的・身体的・記録的・制度的な理由などで、どうしても体育会で走れない人がいる。私自身もそうであったように、特に立命生にはこの種の悩みが多い。関西の主要な大学では共通の悩みだ。しかし、関東とは違い、関西には彼らの受け皿はない。そのため、高校で陸上をやっていても、大学でやめてしまう人が非常に多い。陸上界にとって、大きな損失だと思う。「学連」という枠組みから外れた中途半端な存在なので、施設を使うにも、試合に出るにも、非常に多くのハードルが待っていて、個人や一つのサークルでは限界がある。そこで、連盟というスケールメリットを最大限に活用して、環境の改善を図っていきたい。「体育会化だ」との声もあるが、そうではない。私たちなら、単なる関東のコピーではない、体育会にはない素晴らしいものが、必ず実現できる。競技志向の強い人、そうでない人双方に、連盟を創設するメリットはたくさんある。また場を改めて紹介したい。 |
| 障がいを持つ学生の受け入れ体制の整備 | 未定 | 障がいを理由にサークル活動を制限される学生がたくさんいる。陸上でも、入部を断られた例を耳にする。本来、サークルにはあってはならないことだが、現状では受け入れ体制が整っているとは言い難い。受け入れ体制の整備が急務である。私の理想とする、「誰もが楽しく参加でき、支えあって頑張れるユニバーサルデザインサークル」を実現したい。安全面での配慮、周囲の理解、施設の都合、保護者との連携、通学の方法、責任の所在、信頼関係の構築、会員の教育などの課題を一つ一つ解決して、誰からも「選ばれるサークル」を目指していきたい。 |
| 障がい者スポーツへの寄与 | 未定 | これからのサークルは、積極的に社会との関わりを持ち、社会に貢献していかなければならない。具体的には、「共生・共走リレーマラソン」など、障がい者も多く参加するスポーツイベントへのボランティア参加、「車いすマラソン・駅伝」などへの審判・補助員参加、視覚障がいランナーの伴走などの訓練、障がい者ランナーの招待など。障がい者を特別視するのではない。心の距離を縮め、信頼関係を築いてこそ、互いに協力し合える点が見えてくるのではないだろうか。 |
| 地域社会との連携 | 未定 | 地域社会との信頼関係を構築し、地域に根差した息の長い団体を目指したい。地域の行事に参加したり手伝ったりすることや、記録会の一般市民への開放などを通じて、地域への感謝の気持ちを伝えていきたい。 |
| 陸上関係者との交流 | 未定 | 高校・大学の陸上部、実業団、市民クラブ、走友会、陸連関係者、スポーツオピニオン(スポーツ学の先生・スポーツ記者・スポーツドクター・栄養士など)、陸上ファンなどの方々との交流を図り、陸上に対する視野のすそ野を広げる。 |
| 指導的人材の育成・輩出 | 一部で実現 | 小中学生など、これから陸上界を担っていく子供達に、陸上の楽しさや魅力を伝えていきたい。私たちも学ぶことがたくさんある。実際に、小学生の陸上クラブを指導している会員もいる。もっと私達に出来ることがあるはずだ。 |
| 生涯スポーツの推進 | 実施中 | 生涯スポーツの時代。きっかけや目的は様々だろうが、高校までの部活動とは違う、生涯スポーツの出発点としての役割を果たしたい。同時に、生涯スポーツ・地域スポーツの取り組みを支援していく。 |
| 健康で実りのある学生生活への寄与 | 実施中 | 体育が抽選制である本学では、定期的に運動をしない学生が非常に多い。身体を動かすことの楽しさ、大切さを伝え、健康で実りのある学生生活を応援していきたい。 |
| 未来の会員・リーダーへ | ||
| 項目 | 時期 | 説明 |
| RACの発展的解消 | 将来 | RACを作り、これまで活動してきて、こんなにも多くの学生が走る場を切実に求めていたことに驚いた。RACはいち大学のいちサークルでいいのか。そう、自分自身に問いかける機会が最近多い。学生のまち・京都という特性を活かし、地域全体の財産としての学生クラブチームになることはできないか。「京都学生陸上クラブ」という名称を、RAC創設時に検討したほどである。もちろん、現在のRACの活動は、立命館大学だからこそ、大学の登録団体だからこそ、築けたものだと思っている。学園祭や新歓活動、施設使用などは大学登録団体だからこそできることであり、大学の知名度や大学の看板をもとにした信頼は、いちクラブチームの及ぶところではない。「立命生」だからこそ生まれるチーム意識もある。しばらくはインカレサークルとして発展していけばいい。しかし、何年後、何十年後になるかはわからないが、社会が求めるニーズが変化した時、それがチームみんなの意思であるならば、伝統に縛られることなく、重大な決断を下すことをためらわないでほしい。それでもRACがそのまま存続していたならば、それは大きな失敗である。 |
| NPO化へ | 将来 | 立命館大学のサークルにしても、そうでないサークルに生まれ変わったとしても、直面する課題は多い。学生サークルである以上、法人としての資格を要する事柄や、財務面・会計処理においてどうしても不便を強いられる。そこで、RACをNPO(特定非営利活動法人)化することはできないか。RACが目指す、生涯スポーツ活動の推進、地域社会との連携といった事柄は、NPOの目的にも合致する。 |
| CSRの明確化と追求 | 永遠に | NPOは大きすぎる話かもしれないが、CSR(企業の社会的責任という意味だが、ここでは「C」を「サークル」に置き換えたい)を明確にし、追求していくことは大切である。地域貢献、社会貢献はもちろん、サークル内でも、情報公開、個人情報保護、危機管理、クレーム対応、説明責任など、分野は多岐にわたる。何十年もこのサークルを存続させ、発展させていく意志があるならば、それくらいのビジョンを持ってほしい。伝統に安住し、慣例に従い、内向きで外部の声を聞かなくなった時、そのサークルは滅びる。サークルのリーダーにも企業の経営者にも、自分達だけでなく、業界や社会全体の発展を常に考え、その道筋とビジョンを示し、行動していく責任があると私は考えている。会員側も、決して人任せにせず、たとえ少数意見であっても、しっかりと自分の意見を主張していくべきである。「漫然と多数意見に与していると、企業(ここではサークル)を潰す結果となる。」私の恩師が定年退職する際の、最後の教えである。営利企業に限らず、不祥事の種はどこにでもある。自分達にとってではなく、業界や社会全体にとって何が正しいのか。善悪の基準があいまいになっている今日だからこそ、常に考えるようにしたいものだ。私が伝えたいCSRとは、ここまで深いものである。 |
| CIの確立 | RACは今後、ますます拡大路線を突き進むだろう。会員数も150人、いや、200人にせまるかもしれない。様々なひずみが生じないよう、コミュニケーションの範囲と幅を広げていく必要がある。加えて、サークルとしての連帯感、目標を大切にするために、CI(コーポレート・アイデンティティという意味だが、ここでは「C」を「サークル」に置き換えたい)の確立を目指してほしい。 | |
最高の笑顔を。 心からの感謝を。 誰よりも謙虚で。
笑顔のあるところに、幸運は巡って来る。
最初の成功は、単なる幸運かもしれない。
だが、感謝と謙虚な気持ちがある者だけに、次なるチャンスは巡って来る。

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